瀬戸際の渓魚(さかな)たち



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未来を見通していたレポート

現在、生物の在来種保護と言う事が声高に叫ばれているが、
著者は現在の渓流魚における在来種の危機を10年以上も前から、
警鐘的な意味も含めらこの著書で述べていた事が非常に興味深い。

在来渓流魚達の過去・現在、そしてこれからの未来を考える上で、
必ず目を通しておきたい一冊である。

このような未来を見通していた著作を残した作者に敬意を表すると共に、
この著書を元に、未来の内水面水産研究者の方々が、今後の内水面事情の変革に
積極的に着手して戴ける事を強く期待する。
在来魚を残すために何をすべきか

かなり以前に読んだものを再度眺めてみた。
フライフィッシャーである佐藤氏が日本全国を歩き自分の眼で見た渾身のレポートである。彼の現在の活動を見ても在来魚に対する熱い情熱を感じる。多くの商業フライフィッシャーがただ釣る事だけに固執し、魚がすむ生態系まで鑑みない現状を考えると貴重な存在であり、かつ今後の活動を応援したい。
残念な事はこの本が出版された後に絶滅が想定されるゴキやキリクチがさらに少なくなっているという現状があることである。
こわれゆくもの

一介の良心的な釣師の眼で書かれた貴重な記録である。
釣竿を持たない方には興味の無い話かもしれない。
だが、山奥の手付かずの自然は、もはや幻想に過ぎない。
釣竿を携え山に入り、真っ先に目に付くのは、釣り人(と呼ばれる者)が残していったゴミや醜い焚き火跡。
釣り針に乗るのは背びれの曲がった放流魚。
ヤマメの棲む渓に居座る放流ニジマス。
渓流の一筋ごとにDNAの異なる渓流魚は、今日この日にも、地上から消えてゆく。



つり人社
イワナの顔―日本全国58河川、ネイティブの岩魚92態「探査釣行」
山の夜を見よ (渓流ライブラリー)
イワナとヤマメ―渓魚の生態と釣り (平凡社ライブラリー)
地図にない川へ (渓流ライブラリー)







         
         
         
         



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